大正天皇の即位祝いで建てられた「内子座」へ行ってきました。
国の重要文化財にも指定され、現在も公演が度々行われている芝居小屋です。
昔へタイムスリップような感覚になれる素敵な場所ですよ!
▼関連記事
目次
近くの駐車場に車を駐め、徒歩で向かう
内子座の近くに無料駐車場があるので、そこに車を駐めて歩いて向かいます。
地図でピンが立っているあたりになります。
7台しか駐めることができないので、休日や公演日は満車になってしまう可能性があります。
満車の場合、少し歩きますが「内子まちの駅Nanze」に駐めるのがおすすめです。
内子座に到着!カラフルなのぼりが目印
内子座は冒頭で紹介した通り、大正天皇の即位祝いに創建されました。
しかし近年、老朽化のため取り壊されそうになったところ、地元の住民たちの熱意により改修することが決定しました。
そして修復を終えたのが昭和60年。それから現在まで、たくさんの人に愛されながら今でも現役で活躍中です。
建物は小さめですが、瓦屋根を使った昔ながらの建築物の存在感はとても大きく感じますね!
早速受付で入場料(大人400円)を払い、中へ入ります。
内子座の内部を紹介
建物内に入ってみると、思っていたよりも広いことに驚き!
そして古い建物の割にはかなりきれいな状態です。大切に使われてきた証拠ですね。
舞台
まずは舞台周辺を散策しました!
舞台の床に丸い溝が入っているのですが、こちらは「回り舞台」という仕掛けです。
後述する奈落から動かし、円形の部分を回して演出に使っているんだそうです。
また、舞台脇にはハッピと傘が置いてあり、写真撮影に自由に使っていいそうです!
ということで舞台真ん中に立って役者気分を味わいました♪
2階 観客席
お次は2階にあがり、観客席を散策してきました。
時折床がミシミシいうので慎重に・・・(笑)
正面に位置する席は、「大向(おおむこう)」という名称で、常連客が利用することが多いそうです。
奈落
1階と2階を散策したので、お次は地下「奈落」を散策していきます。
奈落なんて、なんて恐ろしい名前なんだ・・・と思い理由を調べてみたところ、、
舞台や花道の地下にある空間を奈落と言います。
回り舞台やセリを人力で動かしていた時代には、地獄を連想させる非常に暗くてじめじめした場所でした。
そのため地獄を意味する「奈落」と呼ばれるようになりました。→「内子さんぽ」 内子座のページより引用
ひえぇ・・・こわっ・・・
ですが、現在の奈落は地上より多少暗いもののとっても涼しくて快適でした。(笑)
公演時はもっと暗くなるのでしょうか?
今では手動ではなさそうなので、暗くてじめじめしていたとしても怖い思いはしなさそうですね!
最後に
今まで芝居小屋に行ったことがなく事前知識もなかったのですが、ところどころに説明も書いてあって大変わかりやすかったです。
舞台はとても大きく圧巻されますし、他にも見どころが多くて満足!
今回先客がいたので私は自由に散策していましたが、ガイドさんの説明がとても丁寧と好評らしいので、訪れた方は是非とも説明を受けて内子座の魅力を感じてください!
インフォメーション
住所 |
〒791-3301 愛媛県喜多郡内子町内子2102 |
---|---|
電話番号 | 0893-44-2840 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
定休日 | 年末年始(12/29〜1/2) |
観覧料 |
大人400円 小・中学生200円 幼児無料 |
駐車場 | あり(無料・7台) |
ホームページ | https://www.we-love-uchiko.jp/spot_center/spot_c2/ |