お遍路さんの第30番札所の「善楽寺」へ行ってきました。
近くには「土佐神社」もあるので、一緒にまわるのもおすすめですよ。
目次
善楽寺の歴史
高知城へは約6㎞、JR高知駅まで約4㎞というこの辺り一帯は、往時「神辺郷」といわれ、土佐では最も古くから栄えた地方である。 縁起によると、桓武天皇が在位(781〜806)されていたあとの大同年間に弘法大師がこの地を訪れ、土佐国一ノ宮・総鎮守である高鴨大明神の別当寺として、善楽寺を開創され霊場と定められた。
→四国八十八ヶ所霊場会公式サイトより引用
また、善楽寺は明治時代の廃仏毀釈によって廃寺となった過去があります。
その後、一宮村民の尽力により昭和時代に入ってから無事再興されました。地元の人から大変愛されているのが伝わってきます!
入り口には大きな菩薩像が
お寺は土佐神社の手前の右手にあります。
境内に駐車場があるので、そこに車を駐めて散策していきます。
入り口には大きな菩薩像がお出迎えしてくださっています。
手水舎
こちらは手水舎です。
まずはここで両手を清め、口もすすぎましょう!
大師堂
入って手前にあるお堂が大師堂です。
昭和9年に建立された木造建築です。重厚感がありますね・・・!
「厄除け大師」として有名だそうで、交通祈願で訪れる人も多くいるのだそうですよ。
私も旅の安全をお祈りしてきました。
本堂
次に大師堂の隣にある本堂へ移動。
昭和57年に改築されたそうで、大師堂と比べると近代的な造りをしているのがわかります。
家業繁栄、家内安全のご利益があるそうです。こちらでもお参り!
跡足仏
本堂の脇には「跡足仏」という、お釈迦様の足跡をかたどった石像があります。
拝んだ後に、悪い箇所をさすると効果があるといわれていますよ。
地蔵堂
本堂の南側にある小さなお堂は「地蔵堂」といい、平成17年に改築された一番新しいお堂だそうです。
中には水子地蔵様が座っておられ、供養のために訪れる方を見守ってくださっています。
お堂にはたくさんの鶴の折り紙やお地蔵様の形をした絵馬がかかっていましたよ。
子安地蔵堂
地蔵堂のお隣にあるのは「子安地蔵堂」。
こちらは難産で苦しむ妊婦さんを大師様が祈願したことにより安産になったという伝説があり、安産祈願や子宝祈願で訪れる方がいらっしゃいます。
梅見地蔵
子安地蔵堂の隣に座っているこちらのお地蔵様は「梅見地蔵」。
善楽寺で有名な仏様だそうで、首から上の病や悩みにご利益があるとされています。
大師堂の横にある梅の花を眺めているように鎮座していることから、「梅見地蔵」という名前がつけられたそうですよ。
納経所では梅見地蔵のお守りや枕カバーを受けることができるそうなので、気になる方は是非訪れてみてください。
インフォメーション
住所 |
〒781-8131 高知県高知市一宮しなね2-23-11 |
---|---|
電話番号 | 088-846-4141 |
納経時間 | 7:00~17:00 |
駐車場 | あり |
ホームページ | http://www.zenrakuji.sakura.ne.jp/ |